【VALORANT】パール最強キャラピック構成Tier表
2022年9月17日更新
今回は2022年6月23日にパッチバージョン5.0でリリースされた新マップ、パールのエージェントピックティア表を作成しました!
Youtube、Twitter、Twitchや世界大会VCTなどから収集した情報を元に順位付けしています。
エージェントの性能にアップデートが入ったりティアの変化を感じたら都度記事を更新していきます!
VCT Champions各チームの構成
まずはVCT2022Championsイスタンブール出場チームのうち、パールを戦ったチーム全ての構成をまとめてみました!
Fun Plus Phonenix / FPX
- KAY/O
- スカイ
- セージ
- チェンバー
- アストラ
XSET / XSET
- ネオン
- KAY/O
- フェイド
- チェンバー
- アストラ
ZETA DIVISION / ZETA
- レイズ
- スカイ
- チェンバー
- ヴァイパー
- オーメン
BOOM Esports / BME
- ネオン
- フェイド
- チェンバー
- ヴァイパー
- オーメン
100Thieves / 100T
- レイズ
- フェイド
- セージ
- ヴァイパー
- アストラ
Fnatic / FNC
- ネオン
- スカイ
- フェイド
- チェンバー
- アストラ
Edward Gaming / EDG
- KAY/O
- フェイド
- チェンバー
- ヴァイパー
- アストラ
Paper Rex / PRX
- レイズ
- フェイド
- セージ
- チェンバー
- アストラ
Team Liquid / TL
- フェニックス
- フェイド
- チェンバー
- ヴァイパー
- アストラ
OpTic Gaming / OPTC
- KAY/O
- フェイド
- チェンバー
- ヴァイパー
- アストラ
集計
- フェニックス 1/10
- レイズ 3/10
- ネオン 3/10
- KAY/O 4/10
- スカイ 3/10
- フェイド 8/10
- セージ 3/10
- チェンバー 9/10
- ヴァイパー 6/10
- オーメン 2/10
- アストラ 8/10
デュエリスト抜きでKAY/Oをデュエリスト代わりに採用しているチームが3チーム。
ヴァイパー+スモークの2コントローラー構成が6チーム。
侵入経路が多いのでチェンバー+キルジョイのような2センチネルで硬く守る構成も見れるかと思いましたが、どのチームもディフェンダーサイドではヘイヴンのようにどこかを詰めてエリアを取りに行く動きが多かったです。
パールTier表
前述の通りYoutube、Twitter、Twitchなどから収集した情報と独断と偏見を元に順位付けをした結果、このようなティア表になりました!
いかがでしょうか?
「このキャラはこうじゃない?」という意見のある方はぜひやとやのTwitterへリプライお待ちしています!
それではティア表の上から順に、収集した情報を元にした考察を紹介していきます。
Tier:S
レイズ
DDやAリンクなど、特に重要なMID周辺にどうしても近距離で接敵しやすい狭い場所や、身を隠せるくぼみなどが多くディフェンダーサイドではレイズのジャッジ運用もありかも。
また、逆にアタッカーサイドでそういった箇所をペイント弾で潰すのも重要になりそう。
イニシエーターを1枚にする場合アタッカーサイドでの索敵が不足しがちなので、VCTではMIDでよく見られたように、どこか1カ所はレイズのブームボットを使うことで索敵不足が解消できるという意味でも強いです。
アタッカーサイドでBヘヴンに入ろうとすると通常Bサイト内を突っ切るか、時間をかけてMIDからCTを抜け裏から入らないといけませんが、レイズの場合Bリンクからブラストパックで直接登って押さえに行けるのも強力な立ち回りだと思います。
ネオン
マップがかなり広いためハイギアで動き回って相手をかき乱せる点、アタッカーサイドでは射線の多いサイトにファストレーンでエントリーできる点が強いです。
また、ABどちらもサイトに遮蔽が多くないためディフェンダーサイドの配置パターンのバリエーションが他マップほど多くなく、リレーボルトでの圧力もかかりやすい印象。
レイズのように索敵能力があるデュエリストではないため、ネオン+KAY/O+フェイドやネオン+スカイ+フェイドのような2イニシエーター構成で組むと相性が良さそうです。
索敵ができるわけではありませんがリレーボルトを「そこにいる前提」で決め撃ちのように使って突破することも可能なため、1イニシエーターでも進攻ができないわけではない点も高評価でしょう。
フェイド
広い場所ではホウント、狭い場所やくぼみはプラウラーやシーズを投げたりとひとりでできる索敵の量が多く、広く入り組んだパールでは重要な役割になります。
懸念点としては、レイズ、フェイド、チェンバー、ヴァイパー、アストラのような構成になった場合フラッシュがないことでしょうか。
ヴァイパーピックの多いマップですので、フェイド+スカイやフェイド+KAY/Oなどカーテンと相性のいいフラッシュ持ちと組み合わせる2イニシエーター構成が刺さりやすいでしょう。
ウルトのナイトフォールに関してはB攻めでメインからは若干使いづらさもありますが、A攻め、Aリテイク、Bリテイクやリテイクに対しての牽制とどこで使っても強いです。
そもそものキャラパワーも高いため、パールではピックしておいて損のないエージェントと言えるでしょう。
チェンバー
チェンバーは何といってもディフェンダーサイドでBロングの守護神。
Bロングは距離があって開けてもいるため、オペレーターを置かれると対処が難しいです。
購入フェーズでバリア前で待機しておけば、敵が到達する前にBロング中間のくぼみまで到達することができるので、前目でワンピック取ってテレポートで帰り、Bサイトから改めてBロングを押さえるような立ち回りも可。
Bスクリーン裏も他のエージェントでは詰められた時に生存が難しいですが、チェンバーなら簡単に退くことができます。
Bロングに対応され始めたりオペレーターを出せないラウンドでは味変で開幕Aロングの前目でオフアングル+ワンピックしてテレポートもあり。
ヴァイパーのカーテンと組み合わせると更に強いです。
さらにMIDの奪い合いになるマップですので、エリアを押さえられるトレードマークもしっかり仕事をします。
ただしあまりにルートが多いため、トレードマークひとつで押さえきるのは難しくディフェンダーサイドではどこかを詰めるような立ち回りも必要になるでしょう。
ヴァイパー
ヴァイパーはアイスボックスやブリーズと同じくカーテンの需要が高くSティアになりました。
特に攻めの際Bロング~Bサイトが開けていて複数射線通る+チェンバーでのオペレーターを突破するため、ホールとBリンクをまとめて切るカーテンがよく見られます。
ディフェンダーサイドではDD進攻を封じることができるワンウェイスモークもとても強力。
ただしヴァイパーのみの1コントローラーではローテーションが難しいため、ローテーションが多用されるパールでは荷が重くVCTでもヴァイパー+アストラやヴァイパー+オーメンのような2コントローラーでの採用が目立ちました。
追記
ヴァイパーセットアップの記事書きました!
アストラ
チェンバー採用でオペレーターを使ってのBロングの抑えが多用されるため、対応策としてスロープに渡るための回収スモークが強力です。
アタッカーサイドではBに進攻しない場合でもとりあえずスロープに回収スモークを入れておけばディフェンダーサイドからは渡ったかどうかがわからないため、ローコストで圧をかけることができます。
Aリンクなどスモークのサイズを活かしてのワンウェイがいくつかあるのも優秀。
またコズミックディバイドも強力なシーンが多く、特にディフェンダーサイドのアストラのウルトが上がっていた場合、アタッカーサイドはBオープン設置後Bロングをがっつり下がるといった攻め方は難しくなるでしょう。
Tier:A
スカイ
フェイドのホウントやソーヴァのリコンで映らないような細かいくぼみや狭い場所が多く、アイスボックスのような高くて見れない位置もこれといってないため、ひとつひとつスピーディに視認してクリアリングできるトレイルブレイザーが高評価です。
また、ヴァイパーのカーテンとガイディングライトのシナジーが高く、即爆フラッシュからの進攻が強力。
入り組んでいて敵の位置の把握が難しいマップのため、特に少人数戦になった際敵の位置を確定できるシーカーもかなり役に立つと思います。
ただしスカイ単体では索敵能力が不足しがちなため、フェイドと組み合わせての2イニシエーター構成や、レイズを組み合わせてブームボットも有効に使っていくといった工夫が必要かもしれません。
KAY/O
デュエリスト抜き構成でデュエリスト代わりに入れたり、2イニシエーターでフェイド+スカイは索敵に寄り過ぎと感じる場合にフェイド+KAY/Oにしたりと、痒い所に手が届くエージェント。
ヴァイパーピックが多く見られるマップのためシナジーのあるポップフラッシュ持ちという点や、チェンバー採用に対してゼロポイントで無理やり下がらせることができるといった点も高評価です。
また、どのスキルを取っても強力なものばかりでそもそものキャラパワーが高いため、プロチームのようにしっかりと練り上げたセットが難しいランクでも活きることが多いです。
ただし索敵能力という点では高くはないため、広く複雑なマップということもあり1イニシエーターでは厳しく採用する場合は2イニシエーターは必要でしょう。
セージ
アタッカーサイドで進攻時射線が通る場所が多く、アイスボックスでのBサイトプラントを視野に入れた採用のようにバリアオーブ需要で有力なエージェントです。
また、ディフェンダーサイドでBサイトにオープン設置されてBロングを下がられた場合、バリアオーブで射線を切って解除のチャンスを作れる強みもあります。
VCTではパールの構成を見せた10チームのうち採用は3チームと多いわけではありませんが、練り上げたチームワークの難しいランクでは無理やりプラントを通しやすい点で強力なピックでしょう。
キルジョイ
VCTでは採用はありませんでしたが、チームでの連携の難しいランクマッチではひとりで広くエリア管理をできる点で活きるエージェントでしょう。
特にMIDをどちらが押さえるかが重要なマップなので、ディフェンダーサイドでAリンク、Bリンクを管理できるのは強力。
ディフェンダーサイドはAリンク側はアラームボット+ナノスワーム、Bリンク側はタレット+ナノスワームで、キルジョイ本体はタレット反応ピークが硬いと思います。
また、DDの樽の横の壁に適当にナノスワームを入れると箱の裏に隠すことができました。
グリッチ扱いかもしれないので使用には注意。
ロックダウンに関しても、Bのアタッカーサイド以外は強力なポジションがいくつかあります。
アタッカーサイドでキルジョイのロックダウンが上がっている時はAを攻めるのがいいかもしれません。
キルジョイの詳しいパールセットアップ記事書きました!
サイファー
MIDが重要なパールにおいてワイヤー2本+スパイカメラで広く進攻を管理できる優秀な選択肢です。
こちらもVCTでの採用はありませんでしたが(FPXが一度採用しましたが次の試合で構成変更しました)、キルジョイと同じくランクマッチでは有用なエージェントだと思います。
ディフェンダーサイドでのAサイトは壁抜きできる箇所が多く、ファストレーンでエントリーしてくるネオンなどに対してのキルワイヤーも優秀。
ただしイニシエーターが重要なマップのため、Bロングに必須なチェンバーとの2センチネル採用になると構成的に重過ぎるのは痛い点。
オーメン
VCTではアストラの1コントローラーかアストラ+ヴァイパーの2コントローラーが多かったですが、ヴァイパー+オーメンの採用も見られました。
パラノイアが刺さりやすいポジションが多かったりシュラウドステップを使いやすいくぼみや小高いポジションがあるなど立ち回りやすいマップとなっています。
ただしアストラのように回収スモークでのBスロープ抜けができないなどスモーク不足感が否めず、スモーク役としてオーメン単体での採用は攻め守り共に苦労するでしょう。
どうしても単体採用する場合を考えるとすれば、ネオンがいるとファストレーンでの射線切りも可能なためありかもしれません。
Tier:B
ジェット
オペレーターを扱えるジェットも悪い選択肢ではないと思いますが、デュエリストを2枚積む余裕がなくひとり選ぶとしたらレイズの方が強い場面が多いのでBティアとなりました。
MIDを奪取するのが重要なマップのためブームボットのようなイニシエーターの索敵不足をカバーできるスキルがなく、ネオンのようなエントリーのための射線切りもクラウドバーストでは心もとない点が大きいです。
ナーフが入ってオペレーターでBロングを押さえるのはチェンバーの方が向いているのもジェットには痛い点。
スカイ+フェイドのようにイニシエーターを2枚積むのであればレイズを外してジェットピックというのも選択肢に入るかもしれません。
フェニックス
こちらもジェットと同じく他の選択肢に押されてBティアとなりました。
ヴァイパーピックが多いためシナジーのあるカーテン抜けのフラッシュは強力ですが、オペレーターとシナジーがあるわけでもなく、ネオンと比べるとブレイズの距離が短い点も厳しいです。
ランクマッチではフィジカルに自信のある人はオーブをがんがん回収してウルトを回すことができればある程度脅威になるかもしれませんが、Bのオーブは回収しづらいのも難点。
ヨル
ラッシュよりはしっかりとエリアを押さえるマップのため、デュエリストとして先陣を切ってエントリーするというより敵がカバーしきれないマップの隙間を縫ってゲートクラッシュで裏取りするという使い方は有効かもしれません。
ただスモーク、索敵と必要なものが多くヨルを入れる枠があるかと考えると難しいでしょう。
新しいマップなことも含めヨルについて情報は少ないので、研究を深めて所謂わからん殺しはランクマッチでは刺さるかも。
ブリーチ
イニシエーターとしての索敵能力という点において力不足で、他のイニシエーターを押さえてピックするほどの理由は現状ありません。
しっかりとチームワークを練り上げて挑めるVCTでも採用されなかったことを考えると、連携の難しいランクではなおさら有効な運用は難しいでしょう。
壁が必要なフラッシュについても開けたB側では使いづらい印象。
使われていない分情報も少ないので、フルパで挑むならフレンドと一緒にセットアップを練ってみても面白いかもしれません。
ブリムストーン
ヴァイパーと2コントローラーでピックすると考えると、スモーク以外のスキルが少し力不足を感じます。
ヴァイパー+ブリムストーンのピックにするよりも、ヴァイパー+オーメン、ヴァイパー+アストラの組み合わせが先に候補に挙がるでしょう。
1コントローラーで採用する場合を考えても、回収スモークがない点でBロングが攻めづらくアストラの方が優先度は高いと思います。
Tier:C
レイナ
フィジカルの強いプレイヤーが使えば強力なキャラではありますが、2コントローラーや2イニシエーターが欲しくなる広さのマップなので現状レイナを入れる枠はないと思います。
リーアは対オペレーターとして優秀なスキルですが、アタッカーサイドBロングでリーアを使ってオペレーターを下がらせたとしても、距離が長すぎて詰めきる前にリピークされるでしょう。
ソーヴァ
くぼみや箱などが多いためリコンが有効なポジションが少なく、現状索敵役としてスカイフェイドに比べると選択肢からは外れます。
少し前にドローンがナーフされたため、広いマップに対して見れる範囲が少ないのも他のイニシエーターに比べると物足りなさを感じます。
壁の上にいくつかある穴は、リコンは通りますがドローンは通れません。
フェイドのナーフ次第で選択肢に上がってくるかも。
まとめ
いかがでしたか?
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