【VALORANT】実戦で撃ち合いに勝つ方法・フィジカル強化テクニックまとめ
この記事ではVALORANTにおけるフィジカル強化について、立ち回りなどを除いた純粋な撃ち合いで勝つ方法や勝率を上げる方法を解説します。
撃ち合いに勝てない、撃ち合いに勝つコツを知りたい方はぜひ読んでみてください。
立ち回りを含めた1vs1や少人数戦でのラウンド勝率を上げる方法はこちらの記事で解説しています!
撃ち合いに勝つ基本技術
撃ち合いに勝てなくて悩んでいる方は、まずVALORANTの基本的な正しい撃ち合いができているか確認してみてください。
特にAPEXなど他のゲームの経験がある方は、撃ち合いの仕方自体の認識が間違っているかもしれません。
VALORANTにはVALORANTの正しい撃ち方、勝ち方があるので意識してみるとそれだけで改善するかも。
ストッピング
VALORANTは歩いたり、走ったり、跳んだりしている時は弾が真っ直ぐ飛びません。
ブレるというようなレベルではなく、当たったらラッキーというくらいそこら中散らばります。
なので、VALORANTの射撃の基本は撃つ前に立ち止まること。
これをストッピングと呼びます。
逆キーについて
立ち止まる時に、それまで進んでいた方向と逆の方向のキーを一瞬押す「逆キー」という技術がありますが、VALORANTではそれをしたのとしてないのでは1フレーム(1/60秒)しか差がないですし、プロでも逆キーを押さない人はたくさんいるので特に気にする必要はありません。
ヘッドライン
撃ち合いに勝てない方は、頭を狙う意識が足りていなかったり他のゲームの影響でヒットボックスの大きい胸の辺りを狙う癖がついているかも。
VALORANTは胴体をたくさん撃つより頭を一発撃ち抜くのが最強というゲームバランスになっています。
ですのでいつでも頭に当てられる準備が必要!
その準備というのが「ヘッドラインの維持」。
移動中、索敵中などいつでも敵の頭の高さにクロスヘアを置いておくようにしましょう。
VALORANTのマップの中には、ヘッドラインの目印となるようなオブジェクトが多数あります。
慣れてくると自然と敵の頭の高さがどの辺かわかるようになりますが、慣れるまではオブジェクトを目安にヘッドラインに視点を合わせましょう。
マップ要所のヘッドラインを覚えよう
ヘッドラインを維持しろと言われても、平面ばかりでないマップで常に高さを合わせるのは難しいです。
坂や階段で自分と敵の高さが違って、よく敵が待っているような要所はヘッドラインの目印を見つけておくと勝率がグッと上がります!
例えばこんな場所。
ヘイヴンAロング
ヘイヴンAロングで壁に背中を付けると、色が濃い壁のレンガのうち一番下のレンガの上の線がヘッドラインです。
ピークしてみるとこんな感じ。
アイスボックスMID
アイスボックスMIDの坂のところで頭一個出しピークをしている敵のヘッドラインは、壁の黒いラインと同じ高さです。
ピークしてみるとこんな感じ。
他にも敵がいがちな場所はたくさんあるので、カスタムで目印を探してみてね!
プリエイム
プリエイムとは、遮蔽物の裏などから顔を出す時にあらかじめ敵がいそうな位置にエイムを合わせておいて横移動で飛び出す技。
上手くいけば、移動してクリックするだけで敵を倒せます。
そうは言っても壁の向こうが透けて見えるはずもないですし、敵がよくいる位置もわかってないうちはそうそう上手くいかないと思います。
それでも見よう見まねで必ずプリエイムをするようにしましょう!
プリエイムの上達方法で手っ取り早いのは「カスタムマップで黙々とやる」か「実戦で慣れる」のどちらかです。
プロはもちろんブロンズやシルバー帯前後でも使われる強くなるには必須の技術ですので、地道に練習しましょう。
スローピークばかりしない
プリエイムでピークをする時には、スローピーク、ワイドピーク、しゃがみピークなどいくつか種類があります。
絶対にしちゃダメ!というものではないですが、スローピーク(歩いてピークする)は基本的に弱い場合が多いです。
理由はいくつかあって、
- 移動が遅いので敵がエイムを合わせやすい
- ゆっくり出てくる肩を先に視認されて、敵が先に反応できてしまう
というようなデメリットがあります。
VALORANTは1歩なら走っても足音が鳴りません。
敵がいそうな場所は、足音が鳴らない範囲で走ってピークするようにしましょう!
しゃがみピークも移動は遅いですが、ヘッドラインをずらすことができるので初弾を外させることができて、マーシャルが置かれてる時など刺さることがあります!
走り撃ち
VALORANTはリコイル(射撃時の銃の跳ね上がり)が強いので、走る相手には本当に当てづらいです。
プロでも走り撃ち相手に弾を外すシーンはよく見るほど。
音やアビリティで敵の位置がわかっていて、距離が近い時には思い切って駆け抜けながら弾幕を押し付けましょう。
気分はAPEX。
リコイルコントロール
VALORANTはシューティングゲームの中ではリコイルが強い方です。
また、VALORANTのリコイルはランダムなので完全に制御することは不可能です。
なので、上手い人ほど中~遠距離の敵に対して弾を撃ち尽くすような撃ち方はせずバースト撃ち(後述)を使います。
リコイルコントロールが上手いに越したことはもちろんないですが、実戦で一度に撃つのは多くても5~10発程度なので、そのくらいの弾数を一カ所にまとめられるよう練習しましょう。
それから、VALORANTは初弾はちゃんとクロスヘアに、2発目から数発はほぼクロスヘアに向かって弾が飛びますが、そのまま撃ち続けると徐々にクロスヘアの上に弾が飛びます。
他のゲームのイメージでクロスヘアを敵に合わせ続けると、全弾敵の頭上を通り過ぎることになります(体験談)。
バースト撃ち
オートで撃ち続けるのではなく、2~5発ずつ撃っては止め、銃の跳ね上がりがおさまるのを待ってからまた撃つ撃ち方のことです。
中~長距離ではフルオートで撃たず、ステップを挟みながらのバースト撃ちが勝ちやすいです。
バースト→ステップ→バーストだったり、バースト→ステップ→フルオートのような撃ち方も強いので咄嗟にフルオートしてしまわないようデスマッチなどで癖をつけておくといいかもしれません!
ステップ・弾避け
「バースト撃ち」の項目の動画でもやってますが、2~5発ほど弾を撃ってから一歩横に移動する技術です。
リコイルが強まってからまた弾が真っ直ぐ飛ぶようになるまでには少し時間を置かないといけないので、その間敵の弾を避けるのが目的です。
最初はエイムすることに集中し過ぎてステップを忘れがちなので、バースト→ステップの流れはしっかり癖づけておきましょう!
移動しながらエイムを合わせて止まって撃つのは少し慣れが必要なので、練習場のボットで試してみることをおすすめします。
しゃがみ癖
しゃがみ撃ちにはメリットとデメリットがあります。
メリット
ヘッドラインをずらすことで敵の弾を避けることができる
しゃがんで照準を下げることでリコイルコントロールが簡単になる
デメリット
遮蔽物に身を隠したい時に、立つという動作が入ることで時間がかかり隙が生まれてしまう
中距離以上の撃ち合いではバースト→ステップ→フルオート(しゃがむ)のようにすると、敵視点頭の位置が左右上下に動くので当てづらく強いです。
撃つ時はいつでもしゃがんでしまうというような手癖がついてしまわないよう、考えてしゃがみを使いましょう!
ADS
VALORANTではADS(スコープを覗いて撃つ)はほぼ使いません。
使うのは遠距離でのタップ撃ち(1発ずつ丁寧に撃つ撃ち方)の時くらいです。
ADSをして2発以上撃つとかなり大きく視点が上に跳ね上がりますし、ADSをするとしていない時より連射速度が何故か下がるという仕様なので、他のゲームで慣れている人はADSをする癖がついているかもしれませんが、腰撃ちで撃てるように慣れていきましょう。
置きエイム
敵が出てきそうな位置にエイムを置いて待つ時には、ヘッドラインを合わせるのはもちろんのこと、遮蔽物からどれくらいクロスヘアを離して置くかがとても重要です。
ただ置く位置に正解はなく、敵が走って顔を出すか歩いて顔を出すかの読みと、プレイヤー自身の反射神経によってちょうどいい位置は変わってきます。
待っている状態で飛び出して来た敵との撃ち合いに勝てない方は、敵が出てくる場所ぎりぎりにクロスヘアを置いてしまっていないか確認してみてください。
敵がクロスヘアを通り過ぎた後に撃ってしまってる人はクロスヘアが遮蔽物に近すぎて反射神経が追いついてないかもしれません。
いつもより気持ち離して置いてみると当たるようになるかも。
やとやの場合、相手が歩いて出てくると思ったらこのくらい壁から離してエイムを置きます。
走って出てくると思ったらこれくらい。
また、壁からクロスヘアまでの距離は接敵する予定の敵との距離でも変わります。
近ければ近いほど壁から離す必要があります。
アセントBロングのポケットのように、近い距離で接敵することが確定している場所ではやとやはこのくらい空けます。
この距離で走って出てくると思ったらこのくらい。
反射神経が速い人は狭く、遅い人は広く空けてね!
決め撃ち
敵がいるかいないかわからない場所を、いるだろうと決めつけてプリエイムした瞬間撃つことを決め撃ちと言います。
メリットは、プリエイム→敵を視認する→撃つという一連の動作から「敵を視認する」を省くことで敵が反応できない速さで先撃ちできること。
ただし銃声を出すことで自分の位置がバレるなどのデメリットもあります。
毎ラウンド敵が待ってるなと思った場所などには積極的に狙ってみるといいかもしれません。
リロードのタイミング
別ゲーからVALORANTに来た人がやってしまいがちな、撃ち合いに勝てない悪い癖ナンバーワン(当社比)がリロードのし過ぎです。
リロードの音を出すことは敵に「私はここにいます!今来たら撃ち返すことができません、隙だらけです!」と連絡してるようなものです。
安全が確保できていない状況では、少なくとも10発以上残っている状態でリロードはしない方がいいです。
5発以下でもリロードしない状況も多々あります。
また、周囲に敵がいる状況で弾が切れた場合は祈りながらリロードするのではなくクラシックなどハンドガンに持ち替えて、安全にリロードできる状況になるまでアサルトライフルはしまっておきましょう。
ヴァンダルとファントムの装弾数差5発が大きいと思えるくらい、弾数管理は重要
距離の管理
武器にはそれぞれ得意な距離があります。
例えばクラシックは遠距離でアサルトに勝つのは至難の業ですが、近距離であれば右クリックで一撃というチャンスが生まれます。
逆にアサルトを持っていれば遠距離ではクラシックにほぼ必勝ですが、近距離で接敵してしまうと撃ち合いに勝てない可能性が高まります。
ハンドガン同士でも、3点バーストのあるクラシックや弾はブレるけど連射できるフレンジーなどは近距離に強く、連射性は低くても集弾性と火力の高いゴーストやシェリフは遠距離が得意です。
敵味方のお金をしっかりと管理して、敵がエコラウンドの場合はクラシックやショットガンを警戒してなるべく遠距離で接敵するように、逆にこちらがエコラウンドの時は近距離で接敵しやすい場所で戦うと勝率が上がるかも。
ショーティーでキルされてアサルトライフルを奪われたことがラウンドを落とすきっかけになることも…
遠壁近壁理論
遠壁近壁理論というのは、「自分と敵の間にある遮蔽物から遠い方が有利、近い方が不利」という状況のことを指します。
この画像のように、壁から遠い方は敵を視認できるのに対して、近い方は敵が全く見えていません。
有利側
不利側
こんな中途半端な位置で止まらない場合でも、壁から遠い方はコンマ数秒ですが肩を相手より先に視認できることで反応速度的に有利になります。
また、ピークをする時に遮蔽物に近すぎると一度のプリエイムで複数射線が通るため、敵がどこにいるかわからない状況では不利になります。
撃ち合いに勝てないという方は、ピークをする時はなるべく遮蔽物から離れた位置から顔を出すようにしましょう。
初弾を当てる意識
ヘッドラインの項目でもお伝えした通り、VALORANTは胴体を撃つより頭を撃つのが最強のゲームです。
ヘッドショットと胴体撃ちのキルタイムの差はこの表の通り。
1発でキルできる場合は発射した瞬間=0秒としてカウントします。
頭
ファントム | ヴァンダル | |
0-15m | 0.000 | 0.000 |
15-30m | 0.091 | 0.000 |
30-50m | 0.091 | 0.000 |
胴体
ファントム | ヴァンダル | |
0-15m | 0.273 | 0.308 |
15-30m | 0.364 | 0.308 |
30-50m | 0.364 | 0.308 |
敵と同時にお互いに視認・反応したとして、敵が胴体撃ちの場合全弾命中の最短でも0.273秒以内に頭を撃てば撃ち合いに勝てます。
遠距離の場合0.364秒もの猶予がある上に、遠距離でフルオート全弾命中させるのが難しいことを考えるとさらに猶予は長いです。
撃ち合いに勝てない方は、「ヘッドショット以外はミスショット」の意識で頭を狙うよう癖をつけましょう。
時間をかけてもいいのでしっかりと狙って撃つ癖をつけた上で、その動作が徐々に速くなれば撃ち合いの勝率も上がっていきます。
敵を視認したら頭を見る
クロスヘアが視界の中心にあった方がエイムしやすいという方もいると思うので絶対ではありませんが、敵を視認してエイムする時は敵の頭を視界の中心に捉えるのがヘッドショットを当てるコツです。
やとやの場合はVALORANTを始めてしばらくヘッドショット率10%程度だったのが、頭を見るように矯正した結果現在26%ほどのヘッドショット率まで改善できました。
視野や目の使い方についてはこちらの記事で画像付きで詳しく解説しているので、ぜひご一読ください!
シンプルなエイム力
撃ち合いについて色々と解説してきましたが、どの技術を使うにしても当然高いエイム力に裏打ちされていた方が強いです。
そしてエイム力は一番伸ばしやすいスキルでもあります。
他の技術は色々と考えて、やってみて、反省しないといけないのに対して、エイム力は音楽でも聴きながら黙々とボット撃ちをしてるだけでも向上しますから。
エイム力の伸ばし方についてはこちらの記事で解説しているので、気になった方はぜひどうぞ!
プレイ環境の改善
ここまで解説してきた中で、唯一練習時間ゼロで強くなれる要素です!
その上金銭的にも得するかも?
そしていくら練習して強くなってもここだけは個別に改善しないとどうにもなりません。
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